ITO膜のパターニング

NISSHAのフォトエッチング加工

ITO膜のパターニング加工のご相談を承ります

ITO単層のパターニングだけでなく、
Cu/ITOの積層膜を1プロセスでパターニングする設備も保有しています。
ITOパターンとCuパターンの位置ずれの少ない高精度な加工が可能です。

フィルムの両面同時パターニングも可能です。

フォトエッチングプロセス

開発・製造実績

成膜材料 Cu /ITO 積層膜 、ITO単層膜
ベースフィルム COP , PET など
有効露光エリア 500×600㎜ , 500mm×1,000mm
加工精度 最小10µm
両面パターニング

加工技術の特長

Cu / ITOの積層パターニング

フィルム上のCuとITOを1プロセスでパターニングできるので、パターン間の位置を高い精度で制御できます。
フォトエッチング加工で形成したCu配線は、引き出し線の線幅が細く、引き出し線をしまう額縁部を狭小化できます。
センサーやヒーターなどの機能パターンはITOで形成し、引き出し配線をCuでパターニングします。

両面パターニング(DITOプロセス)

DITOプロセスは、フィルムの両面に成膜したITO、Cuの積層膜を1プロセスでパターニング加工する技術です。
最終製品の薄型化などの目的で活用されています。
また、1プロセスで両面を加工するのでベースフィルムの延伸誤差が少なく、表裏のパターン位置は15um以下の精度でのアライメントを実現しています。

大面積への対応

独自生産技術の開発により大面積のパターニング加工も実現しています。最大で500×1,000mmのパターンを加工できます。

大量生産のための多数個取り、大型モジュールの生産など幅い広いニーズに応えます。


フォトエッチング加工フロー

その他のエッチング技術について

  Cu/ITO Cu、Cu合金
(CuNiなど)
Cu
成膜
材料
Cu/ITO積層膜
ITO膜のみ
Cu、Cu合金の薄膜 膜厚(10µmmまで)
ベース
フィルム
COP(Cu/ITO) , PET(ITO , Cu合金など)
有効
露光
エリア
500×600mm , 500×1,000mm
加工
精度
最小 10µm 最小 10-15µm 最小 40µm
両面
パター
ニング
 

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